歯痛自発痛と誘発痛

歯痛

自発痛と誘発痛

歯髄疾患や歯周疾患により生じる疼痛には、自発痛と誘発痛があります。 歯髄はすべての刺激を痛みとして感じるため、 急性歯髄炎(化膿性歯髄炎)では強い自発痛を感じます。 しかし、露髄(歯髄が解放)すると刺激痛だけとなります。 歯根の露出や一部性漿液性歯髄炎の場合は、 冷水疼痛を感じるため、知覚過敏症ともいわれています。 生活歯(歯髄が生きている状態)が失活歯 (歯髄が壊死、もしくは歯髄処置が済んでいる状態)かを判断する歯髄診断では、 加熱した仮封剤(ストッピング)や歯髄診断器が用いられます。 このとき痛みが感じられた時、生活歯と診断されます。